歩行時に腕が思うように振れない?
2023.12.16 更新
足と腕のリズムが合わない!?
歩いている時、思うように腕が振れない方は多いのではないでしょうか。
PDitオンラインにも「歩行中の腕の振り方チェック」という動画を載せています。
腕の振りにくさの特徴は大きく分けて3つです。
① 腕が後ろに引けない
② 手と足のリズムが合わない
③ 片側の腕が思うように動かない
です。
大股歩きをしてみると顕著に出てきますので、大股歩きをしてそれをスマートフォンで動画撮影してみましょう。
① 腕が後ろに引けない
腕が後ろに引けない場合は結構多いです。前には大きく大きく意識は向くのですが、後ろに意識がなかなかいかないことが多いです。
前は目に見えているので腕を大きく動かすことが簡単ですが、後ろって目に見えないのでなかなか意識が届かないんです。
② 手と足のリズムが合わない
同じ側の手と足が一緒に動いてしまう。これも結構多いです。
腕と足のリズムを合わせるのが難しい場合におきます。足の動かす速さに対して、手の動かす速さがついていっていない場合が多いなと思います。
③ 片側の腕が思うように動かない
パーキンソン病は症状が左右どちらからか発症する場合が多く、発症側の腕が振れない動かない場合がとても多くみられます。左右差はありますが、左右差の度合いが強い場合に起こりやすいです。
それぞれの症状に対応した運動療法を行うべき
歩行時に腕が思うように振れないというのも、タイプに分かれます。このようにパーキンソン病は多種多様な症状が出ますが、ある程度パターン化することができます。
ポイントはそれぞれの症状に対応した運動療法を行うことが重要です。
PDitオンラインには腕振りのセルフチェックから、各症状に対してどのような運動を行うべきかを載せています。
ご自身の症状に対してどんな運動を行ったら良いかな〜と悩んでいる方はまずはPDitオンラインを活用してみてはいかがでしょうか。
執筆者
PDit 小川順也(資格:理学療法士、LSVT BIG認定療法士、PD療養指導士)
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PDitプログラムは診断早期から適切な運動の習慣化と集中性により、パーキンソン病の進行予防を目指したプログラムです。
対面でのトレーニングはPDitスタジオ銀座本店(自費リハビリ)にお越しください。
本日ご紹介した運動が収録されているのはPDitオンラインです。段階的な運動レベルの動画もあります。ご自身に合った運動を選ぶことが重要ですのでぜひ体験してください。
パーキンソン病専門の知識と経験を持った理学療法士のスタッフがパーキンソン病の方へお勧めの運動動画を作りました。さらに東京が遠方の方はオンラインでのリハビリも可能です。
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