初期の症状から振り返り、対応した運動療法などを記述していきたいと思います。
2009年左手でコーヒーカップを持つと揺れることがあり、さらに力が入りにくくなったため、勤務先の同じビル内科を受診しました。CT、MRIで検査しましたが異常なしでした。診断も原因不明でした。
そのままにしていたところ、数年後2012年6月妹より左手の振戦を指摘され、人間ドックの内科検診で相談したところ簡単なチェックで紹介状を持参の上、神経内科の受診を勧められました。
地域の総合病院の神経内科(東京医科歯科大学から派遣されている30代の医師)を受診したところ、パーキンソン病と診断されました。(ガーン!難病か)
薬物治療(ミラペックス1錠)の開始とシンチグラフィーを都立大久保病院にて検査するように言われた。
シンチグラフィーの結果、80%の確率でパーキンソン病であると診断された。認知症のテストとバランスの検査を実施しました。この頃はダットスキャンがまだ一般的ではなく、薬物療法が効き、CT、MRIにて問題がないという消去法による診断が主流でした。
最初、困ったことはポロシャツの着脱がうまく出来なくなったことです。特に肩を中心に腕を後ろに持っていく動作が苦手になりました。
たまには会社で夕方、スーツの上着を着る時も苦労することがありました。
リハビリを受けたいと思ったのですが、私の場合はヤール1だったので、総合病院のリハビリ科を利用することが出来ませんでした。
そこで、たまに利用していたスポーツジムのティップネスのパーソナルトレーニングを受けてみることにしました。ストレッチ系のトレーナーを選んで受講しました。
身体が硬くなり始めていたので最初の30分はスポーツマッサージをしてから、トレーニングを30分しました。バランスボールを利用した体幹トレーニング、上半身のストレッチ、フロントレンジ(足を前に出しながらしゃがむ)による筋トレ・バランス力アップをしました。バランスボールを購入し、家でも自主トレをしたところ、身体の動きが少し良くなったように感じました。
月2回1時間受講しました。会社の法人会員を利用していました。1年間利用しましたが、ストレッチを極めたくて、次はストレッチの日本の第一人者のジムの門を叩きました。
次回はストレッチの効用と効果について
松野 幹孝
まずはメールマガジンにご登録ください