はじめまして。

新濵明希子(にいはまあきこ)と申します。

これから私も当事者ブログを書かせてもらうことになりました。よろしくお願いします。

今回は少し自己紹介をさせていただきます。

 

2021年6月現在、診断から7年目、36歳です。

 

20代の終わり頃、初めて異変を感じました。

婚約中で結婚に向けて準備をしようかというときです。

仕事は旅行会社で働いていて色々と任されるようになり、おもしろくなってきたときでした。プライベートも仕事も充実しているときだったのです。

 

転んだ左足が動かしにくくて整体や整骨院に行っていました。

ある時、左腕もおかしいと感じ、家の近くの大学病院で整形外科と脳神経内科を同時に受診しました

診断結果はどちらも異常なしでした。

でも、脳神経内科の先生から『パーキンソン病が考えられる。もっと詳しくわかる病院を紹介します』と言われ、今も通う大学病院を受診し、何回か通院しました。薬を飲んでみたり、検査をして確定診断がでました。

 

それから7年経ちました。

 

今は婚約中だった彼と結婚し、妊活の末に、昨年男の子を出産しました。

とても元気なよく笑う男の子です。

『パーキンソン病×不妊治療×高齢出産』というドラマになりそうな妊娠・出産でした。

先月、息子は1歳を迎え、改めて妊娠・出産は奇跡だと感じています。

 

私はとてもまわりの人に恵まれています。

ひとりではこのような人生を送れていなかったと思います。

今、私が楽しく子育てできているのはたくさんの人との出会いと繋がりがあったからです。

こどもを諦めなくてよかったと思っています。

 

パーキンソン病になってからできていたことができなくなったと感じることはあります。

でも、ひとりでは難しいけれど誰かの力を借りてできたこともたくさんあります。

 

PDcafeで出会った皆さんも力を貸してくれた人たちです。

 

だから、若い時に病気になった人も、仕事をリタイアしてこれから人生楽しむぞと思っていたら病気になった人も『諦める』ことはしないでほしいです。

 

これから少しずつ私の経験したことや、日々の育児のことを書かせてもらうことになりました。

前に進めなくなっていたり、何かを諦めそうになっている方に、私の想いが届いてくれたら嬉しいです。

 

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