ご無沙汰しています。古本です。
今年も暑い夏になりそうですね。
読んでいて明るくなれる文章、と加納さんからお褒めの言葉をいただき、
(動物占い、猿なのでおだてられるとすぐ調子に乗るタイプです。
今後も定期的にブログを書かせていただきます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。



先日、いつもカットしてくださる美容師さんに相談があって連絡をしました。
私がイモみたいな中学生の頃から、ずっとお世話になっている美容師さんです。
気づけば20年近く私の髪を切ってくれています。
私の髪質や、つむじの位置も私よりもよく知っているし、
自分の好みもよく知ってくださっていると思っています。


PDになった時も、素直に伝えました。
定期的に通うことが難しいこと、日々のドライヤーとかブローとか上手にできないこと、
進行性だから、いつか一人で行くことも難しくなるかもしれない、ということ。
でも、それでもやっぱり、ずっとカットして欲しいと思っていること、を伝えました。

長い付き合いだから伝えられたのかもしれないけれど、
伝えたからこそよかったと思うこともありました。

短く切っても、伸ばしていく過程で形になるスタイルを提案してくれるようになったり、
ストレートアイロンで、さーってするだけでいいからね、とか、
ワックスでくしゃ!っとすればそれなりになる、とか・・・
私でもできそうなスタイリングの提案もしてくれています。
自分では気づかなかった、私に似合う、を作ってくれています。


相談した内容について、詳細は書けないですが、
「信じて、本音を言うのは難しいことだけれど…
詳しく伝えてくれたら、工夫できることを考えるし提案していく。
今、自分にできることをしようと思うよ」
という言葉を美容師さんは私に伝えてくれました。



メイクや髪を整えることは、自分磨きや他者の視点、マナー等の要素もあるかもしれないけれど、
自分の機嫌をより良くするツールでもあると思います。
入院中に院内美容院で前髪カットをお願いした後、サービスで編み込みをしてくれた時の嬉しさや、
おめかしをしたときに背筋が伸びるその瞬間。
その髪型いいね、似合うね、と言ってもらえた時の、嬉しさと、少し心がムズムズする感じ、
綺麗な色の口紅をさしたときの思わず口角が上がる感じ…

きっとそれはいくつになっても変わらないことだと思います。
ワクワクする気持ちを作る工夫や、そのお手伝いをしてくれる方がいること。
それはきっと、人生の豊かさに関わる大切なことで、諦めてはいけないことだと思っています。
 
 
 
そして、「美容師さんはもう何年かしたら、訪問美容師になる。」と言っていました。
その夢を応援したいと思うし、これからもずっとずっと私の髪を切ってもらいたいです。
 
 
 
 
 
 
先日、ボタニカルアートワークショップに行ってきました。
葉っぱを貼って、好きな色を重ねるアートです。色を重ねるとき無心になれます。
楽しい!!
 
 

古本 幸

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