学会発表をしてきました。
2024.07.15 更新
こんにちは。
パーキンソン病専門の自費リハビリ施設
「PDitスタジオ銀座本店」の小川です。
2024年7月11日〜13日に栃木県宇都宮市で開催された
パーキンソン病・運動障害疾患コングレスにて学会発表をしてきました。
この学会は毎年開催されていて、主にパーキンソン病について医師が中心に発表や講演会などが開催されています。
全国から、神経内科医の先生や理学療法士や看護師などコメディカルのスタッフが集まってきます。
今回、PDitスタジオからは
小川と山口が発表してきました。
「片側の症状が顕著なパーキンソン病に対する動画コンテンツを用いた集中的な遠隔リハビリテーションの効果」@山口祐弥
発表後は会場で聞いてくれていた先生方に質問をしていただいたり、激励してもらいました。
私たちのパーキンソン病に対する日々の経験から、運動症状をある程度タイプ分類しています。
その中で片側に症状が強いタイプの方への発表は興味を持っていただけました。
また、動画コンテンツや自主トレの自撮りチェックなど遠隔リハビリも取り入れているのでそこも興味を持っていただけました。
「パーキンソン病患者へのインソール型センシングでの遠隔リハビリの事例」@小川順也
二つ目は、現在PDitスタジオで取り入れているインソール型センシングを使用した遠隔リハビリの事例を報告してきました。
これは、インソールにセンサーを挿入して日常で歩いてもらうことで、
歩行速度、歩幅、足上げの高さなど様々歩きのデータが可視化されます。それを元にLineアプリを使用してアドバイスを送ったら、日々の歩きもより意識出来た様子が見られたのでその可能性について報告させていただきました。
発表が終わった後も、センサーに興味を持っていただいたり、どのようにサポートしているのか〜など様々なことに関心を持ってもらいました。
私たちは、診断早期のパーキンソン病の方々を多く見させていただいています。
医療保険や介護保険では、なかなか診断早期のパーキンソン病の方を見ていける施設はまだまだ少ない現状です。
なので、私たちだから気がつけること、発信していかなければいけないことがたくさんあります。
PDitスタジオでは日々のトレーニングのほかにもこのような研究活動を盛んに行なっています。
日々の臨床⇄研究
を繰り返していくことで、パーキンソン病の方にとってより良いトレーニングプログラムを作っていきます。
学会では、神経内科の先生や理学療法士、作業療法士の方々とディスカッションが出来てとても有意義な日々を過ごせました。
本記事の執筆者
パーキンソン病専門の自費リハビリ施設
「PDitスタジオ 銀座本店」
小川順也(Junya Ogawa)
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PDitプログラムは診断早期から適切な運動の習慣化と集中性により、パーキンソン病の進行抑制を目指したプログラムです。
対面でのトレーニングはPDitスタジオ銀座本店(自費リハビリ)にお越しください。
本日ご紹介した運動が収録されているのはPDitオンラインです。段階的な運動レベルの動画もあります。ご自身に合った運動を選ぶことが重要ですのでぜひ体験してください。
パーキンソン病専門の知識と経験を持った理学療法士のスタッフがパーキンソン病の方へお勧めの運動動画を作りました。さらに東京が遠方の方はオンラインでのリハビリも可能です。
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