パーキンソン病診断早期のリハビリの重要性とその効果
2024.07.18 更新
こんにちは!
パーキンソン病の自費リハビリ施設「PDitスタジオ銀座本店」の小川です。
このブログを通じて、パーキンソン病と診断された方々へ、早期のリハビリテーションの重要性と、私たちが提供するサービスについてお伝えしたいと思います。
パーキンソン病と診断されてまだ日が浅い皆さん、どうぞ最後までお読みください。
パーキンソン病と早期診断の重要性
パーキンソン病は、主にドーパミンを作る神経細胞が減少することで現れる進行性の神経疾患です。
この減少は、運動制御に影響を及ぼし、手や足の震え、動きの遅れ、筋肉の硬直などを引き起こします。これによって日常生活に影響が及ぶことは少なくありません。
早期のリハビリの重要性
診断早期のリハビリテーションがなぜ重要なのでしょうか?
これは科学的根拠に基づいています。研究によれば、早期にリハビリを開始することで、神経可塑性が促進され、症状の進行が遅れる可能性があります(Müller et al., 2018)。
リハビリテーションを受けることで、身体の機能を維持し、廃用症候群(機能の低下と喪失)を防ぐことが可能です。
自覚しにくい症状に気づこう
初期段階でのパーキンソン病の症状は微妙で、自分では気づきにくいことが多いです。
右手と左手の動きの速度が異なったり、歩くときの歩幅が小さかったりすることがあります。
これを放置すると、もっと大きな問題に発展する可能性があります。
私たちのアプローチ
私たちは、パーキンソン病と診断された方々に対して、個別に対応したリハビリプログラムを提供しています。
医療保険の対象外となる部分ではありますが、それでもサポートを行う必要があると感じています。
診断されたばかりの皆さんには、例として以下のような運動を提案しています。
1. バランストレーニング:動きの左右差やバランスの問題を改善します。
2. 筋力トレーニング:筋肉の強化は、全身の安定性を高め、動きを楽にします。
3. ストレッチ:筋肉の柔軟性を保ち、硬直を防ぎます。
4. 日常生活動作訓練:特定の動きや日常生活の動作を練習します。
実際の事例
例えば、60代の男性が診断された1週間後にPDitスタジオに来てくれました。実際に私たちが歩きを確認すると、右手の動きが小さくなっていました。ご本人はそれに気がついていませんでした。iPadで歩きの様子を撮影して、ご本人と確認して指摘すると驚いていました。歩きの工夫をお伝えし、私たちのリハビリを受けることで、1ヶ月後には右手の動きが改善し、歩きもスムーズになっていました。。
おわりに
パーキンソン病は診断されたばかりでも、適切なリハビリテーションが欠かせません。私たちのサービスは、皆さんの健康な未来をサポートするために存在しています。もし、動きにくさや左右差に気づいている、または気づいていない場合でも、ぜひ私たちのリハビリを体験してみてください。私たちが全力でサポートいたします。一緒により良い未来を築きましょう。
本記事の執筆者
パーキンソン病専門の自費リハビリ施設
「PDitスタジオ 銀座本店」
小川順也(Junya Ogawa)
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PDitプログラムは診断早期から適切な運動の習慣化と集中性により、パーキンソン病の進行抑制を目指したプログラムです。
対面でのトレーニングはPDitスタジオ銀座本店(自費リハビリ)にお越しください。
本日ご紹介した運動が収録されているのはPDitオンラインです。段階的な運動レベルの動画もあります。ご自身に合った運動を選ぶことが重要ですのでぜひ体験してください。
パーキンソン病専門の知識と経験を持った理学療法士のスタッフがパーキンソン病の方へお勧めの運動動画を作りました。さらに東京が遠方の方はオンラインでのリハビリも可能です。
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