日本パーキンソン病コングレス2024
2024.10.20 更新
みんさんこんにちは
パーキンソン病専門のトレーニングスタジオ
「PDitスタジオ銀座本店」
小川順也です。
2024年10月13日に浜松町コンベンションホールで第5回日本パーキンソン病コングレスが開催されました。
この学会の特徴は
医療従事者のみならず、パーキンソン病の当事者の方やご家族も含めてみんなで作り上げる学会です。
なので、講演会にパーキンソン病の当事者の方やご家族の方が舞台上に上がってお話をしてくれたり
ポスター発表も当事者の方やご家族の方が発表したりします。
世界パーキンソン病コングレスという世界版もあり、それは2019年に日本の京都で開催されました。
2023年にはスペインのバルセロナで開催されました。
私たちPDitスタッフの小川と山口も参加し発表してきました。
そして、今年の日本パーキンソン病コングレスは東京で開催でした。
PDitスタジオからは合計6演題出させていただきました。
パーキンソン病における歩行時の運動特徴の分類
小川順也
PD患者に対する鍼灸治療とセルフ灸の有効性について
梶由佳
軽度の姿勢異常を有するパーキンソン病者への遠隔ツールを用意た目標共有型集中トレーニングの一例
山口祐弥
外出不安のあるパーキンソン病者1名に対する遠隔での集中的な運動プログラムによるトレーニングの有用性
岡田養乃
働き世代パーキンソン病者の就労支援に対するPDitスタジオでの関わり
一戸陽水
パーキンソン病患者への日本語教育を用いたコミュニケーショントレーニング
佐々木依里香
今回は、全体で18演題発表がある中で、PDitスタジオのスタッフが6演題出しました。
もっと多くの医療従事者やパーキンソン病の当事者がこの学会に参加して発表していくといいなと純粋に思いました。
特に医療従事者にとって、現場以外でリアルな声を聞くことは滅多にないのでとても貴重な経験になるのではないかな?と思います。
私たちPDitスタジオでは、日々のトレーニング以外にもこうした研究活動を通して
新しい可能性を見出すことに挑戦しています。
発症初期のパーキンソン病の方々の運動の研究はまだまだ少ないです。私たちPDitスタジオだからこそ気がつけること、発信していかなければいけないことがたくさんあるので
引き続き
ラボとしての役割を追求しながら発信していきたいと思います。
本記事の執筆者
パーキンソン病専門の自費リハビリ施設
「PDitスタジオ 銀座本店」
小川順也(Junya Ogawa)
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PDitプログラムは診断早期から適切な運動の習慣化と集中性により、パーキンソン病の進行抑制を目指したプログラムです。
対面でのトレーニングはPDitスタジオ銀座本店(自費リハビリ)にお越しください。
本日ご紹介した運動が収録されているのはPDitオンラインです。段階的な運動レベルの動画もあります。ご自身に合った運動を選ぶことが重要ですのでぜひ体験してください。
パーキンソン病専門の知識と経験を持った理学療法士のスタッフがパーキンソン病の方へお勧めの運動動画を作りました。さらに東京が遠方の方はオンラインでのリハビリも可能です。
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