その不調、本当に“パーキンソン病”のせい?
2025.09.03 更新
みなさんこんにちは。
PDitの小川です。
今月から、PDitオンラインの会員さん向けに朝礼を開催しています。
今月は
9月2日、9日、16日、23日の8時半〜15分程度行っています。
朝礼では、今月のスケジュールやパーキンソン病や運動に対しての知識を共有しています。
本日のテーマは
「その不調、本当に“パーキンソン病”のせい?」
です。
最近、PDitスタジオでも
「なんだか最近、急にパーキンソン病が進んだ気がして…」
というご相談を受けることがあります。
確かに、症状が進行してしまっている方もいますが、実は**“パーキンソン病の進行”とは別の原因**で不調を感じているケースもとても多いのです。
◆ パーキンソン病は「急に悪くなる病気」ではない?
医師の間でもよく言われるのが
**「パーキンソン病に急激な進行は基本的にない」**ということ。
ではなぜ、「急に悪くなった」と感じることがあるのでしょう?
それは、ゆっくりとした機能低下が積み重なり、あるラインを越えた時に突然“不調!”と感じるからです。
この背景には、**パーキンソン病に特有の“ボディイメージのズレ”**も影響しています。
◆ 自分の身体の変化に気づきにくい
パーキンソン病では、自分の動きが実際よりも「できているつもり」「そんなに変わっていない」と感じてしまう傾向があります。
これは、脳と身体の“感覚のズレ”が起きやすいためです。
そのため、
・セラピストが見れば姿勢が良くなっている
・検査でも数値が改善している
…にもかかわらず、「全然よくなっていない気がする」と感じることもあるのです。
◆ 「進行した感じがする」の正体とは?
私たちが実際にヒアリングをしていくと、「パーキンソン病の症状」ではなく、他の要因によって起きた不調であることが多くあります。
たとえばこんなケース:
-
✅ 腹痛や風邪で外出できなかった
-
✅ 介護や家庭のストレスがかかっていた
-
✅ 季節の変わり目で活動量が落ちた
これらの要因が重なると、「動きにくい」「ふらつく」「疲れやすい」と感じやすくなり、「進行してしまった?」という不安に変わるのです。
◆ ストレスの影響はとても大きい
ストレスによる不調は、私たちも何度も目の当たりにしています。
ある方は、親の介護やお子さんの受験など、家庭内のストレスが強くかかった時に、歩行も表情もガクンと落ちてしまいました。
しかし、その原因がなくなると、驚くほど元気を取り戻されたのです。
ストレスは、思っている以上に身体の状態に影響します。
◆ 活動量の低下と「廃用症候群」
もう一つ見逃せないのが「廃用症候群」です。
これは、動かないことで…
・筋力
・体力
・関節の動き
…などが衰えてしまい、パーキンソン病の症状が悪化したように見える状態のことです。
私たちは、パーキンソン病の方において**「パーキンソン病の症状+廃用症候群」が重なっている方がとても多い**と感じています。
◆ 進行じゃなかったら、どうすればいい?
不調を感じたときに大切なのは、次のように振り返ってみることです。
🔎 この数カ月で…
・外出や運動の頻度はどうだったか?
・ストレスが強くかかっていなかったか?
・体力が落ちるような出来事(風邪、疲労など)はあったか?
そして、「あれ?パーキンソン病が進んだかも…」と思っても、廃用症候群が原因なら、しっかり運動することで改善が見込めます!
不調=進行ではありません。
焦らず、自分の状態を振り返りながら向き合っていきましょう。
◆ 最後に
すべての不調がパーキンソン病の進行とは限りません。
そして進行してしまったとしても、その先をどう過ごすかがとても大切です。
不安が続くと、ストレスが増え、それがまた不調につながる…という悪循環にもなりかねません。
そんなときこそ、私たちが一緒に伴走していきます。
「あれ?最近ちょっと調子が…」
そんな時こそ、自分の生活・体・心を、優しく振り返ってみましょう。
PDitオンラインは現在1週間無料キャンペーンを実施しています。気になる方はぜひお試しくださいね♪
PDitオンラインでは1人じゃ運動続かない!という方へ会員さん限定で無料でオンライングループトレーニングを実施中!ぜひこの機会に運動習慣を身につけましょう♪
========================================================
PDitオンライン会員さんへ
PDitオンラインの会員さんで見逃してしまった!という方はこちらからアーカイブをご覧ください。
→→→https://online.pdit.jp/live/
今週のおすすめ動画は
「大きく動いて気分爽快」
です。大きく動いて暑さを吹っ飛ばしましょう♪
来週の朝礼のテーマは
「正しくできてる“つもり”になってない?」
です!
本記事の執筆者

パーキンソン病専門のトレーニングスタジオ
「PDitスタジオ 銀座本店」
小川順也(Junya Ogawa)
資格:理学療法士、パーキンソン病療養指導士、LSVT BIG認定セラピスト
——————————————————————-
対面でのトレーニングをご希望の方へ
PDitスタジオ銀座本店では、パーキンソン病専門のセラピストが個別に対応し、あなたの症状や運動レベルに合わせたトレーニングを提供します。専門的なサポートを受けながら、最適な運動習慣を身につけたい方は、ぜひお越しください!
🔗 PDitスタジオ銀座本店の詳細はこちら
👉 PDitスタジオ
オンラインで気軽に運動を始めたい方へ
PDitオンラインでは、段階的にレベルアップできる運動動画を100本以上配信中。
パーキンソン病の運動は、ご自身の症状に合った適切な運動を選ぶことが重要 です。PDitオンラインなら、あなたに合った運動を見つけ、無理なく続けることができます。
さらに、東京が遠方の方でも オンライントレーニイング を受けることが可能です!
経験豊富なセラピストが、パーキンソン病の方に最適な運動プログラムを作成し、指導を行います。
まずはPDitオンラインで気軽にトレーニングを始めましょう!
🔗 PDitオンラインの詳細はこちら
👉 PDitオンライン
まずは情報収集から始めたい方へ
「パーキンソン病の運動についてもっと知りたい!」という方は、ぜひ PDitの無料メルマガ にご登録ください。
📩 メルマガ登録はこちら
👉 PDit無料メルマガ
あなたに合った運動を見つけ、一緒に健康な未来を目指しましょう! 💪✨
