薬は効いているのに動きにくい…「睡眠・疲労・ストレス」編
2026.08.27 更新
こんにちは。
PDitスタジオ銀座本店 作業療法士の属(サッカ) です。
今回は多くの方が経験する
「睡眠不足」「疲労」「ストレス」
が、なぜ身体を動きにくく感じさせるのかについてご紹介します。
この記事でわかること
✅ 睡眠不足で身体が動きにくく感じる理由
✅ 疲労やストレスが症状を悪化させる仕組み
✅ 「薬が効いていない」と決めつけないための考え方
「薬は効いているはずなのに…」
こんな経験はありませんか?
- 昨日はよく眠れなかった
- 仕事が忙しく疲れが溜まっている
- 大事な予定があって緊張している
そんな日は、
「今日は薬が効いていない。」
と感じることがあります。
しかし実際には、
薬の効果が弱くなったのではなく、身体全体のコンディションが下がっている
ことも少なくありません。
睡眠は「脳のメンテナンス時間」
睡眠中、脳では日中に使われた神経回路の整理や修復が行われています。
睡眠不足になると、
- 注意力が低下する
- 判断が遅くなる
- 身体を思ったようにコントロールしにくくなる
ことが知られています。
これは健康な人でも起こる変化です。
パーキンソン病ではもともと運動を調整する神経回路に負担がかかっているため、睡眠不足の影響をさらに受けやすくなることがあります。
疲労は身体だけではありません
疲労というと筋肉の疲れを思い浮かべる方が多いですが、
パーキンソン病では
「脳の疲労」
も大きく関係しています。
例えば、
仕事で会議が続いた日。
人混みに長時間いた日。
外出が続いた日。
これらは身体以上に脳を疲れさせます。
脳が疲れると、
身体をスムーズに動かすための指令も出しにくくなり、
「今日は身体が重い」
と感じることがあります。
ストレスや不安も身体の動きを変えます
緊張すると肩に力が入った経験は誰にでもあると思います。
パーキンソン病では、
ストレスや予期不安によって
- 身体に余計な力が入る
- 呼吸が浅くなる
- 動き始めに時間がかかる
ことがあります。
例えば、
- 人前で歩く
- 外食をする
- 電車に乗る
- 人前で字を書く
など、
「失敗したくない」
という気持ちが強い場面ほど症状が目立つことがあります。
これは決して「気のせい」ではなく、脳と身体の反応による自然な現象です。

だから「薬が効いていない」と決めつけない
調子が悪い日に、
「薬が合わなくなった。」
と思ってしまうこともあります。
もちろん薬の調整が必要な場合もありますが、
まずは、
- 最近よく眠れているか
- 疲れが溜まっていないか
- ストレスが増えていないか
も振り返ってみてください。
意外とそこに原因が隠れていることがあります。
今日からできること
調子が悪い日は、
まず「薬が効いていない」と考える前に、
✔ 昨日は何時間眠れたか
✔ 最近疲れが溜まっていないか
✔ 深呼吸できているか
✔ 少し休憩を取れているか
を確認してみましょう。
体調を整えることも、薬の効果を発揮しやすくする大切な土台になります。
まとめ
レボドパはパーキンソン病治療に欠かせない薬です。
しかし、
身体の動きは薬だけで決まるわけではありません。
睡眠不足、疲労、ストレスなどによって身体全体のコンディションが下がると、
薬が効いていても「今日は動きにくい」と感じることがあります。
「今日は薬が効いていない。」
そう思った日ほど、
身体全体のコンディションにも目を向けてみてください。
私たちPDitでは、薬だけを見るのではなく、
睡眠や疲労、ストレス、生活環境なども含めて、
「なぜ今日は動きにくいのか」
を一緒に整理し、その方に合った方法を考えることを大切にしています。
PDit スタジオ銀座本店
認定作業療法士 属 崇維(サッカ タカヨシ)
参考文献
- Bloem BR, Okun MS, Klein C. Parkinson’s disease. Lancet. 2021;397:2284–2303.
- Armstrong MJ, Okun MS. Diagnosis and Treatment of Parkinson Disease. JAMA. 2020;323(6):548–560.
- Schapira AHV, Chaudhuri KR, Jenner P. Non-motor features of Parkinson disease. Nat Rev Neurosci. 2017.
- Amara AW, Chahine LM, Videnovic A. Treatment of Sleep Dysfunction in Parkinson’s Disease. Curr Treat Options Neurol. 2017.
- Friedman JH, et al. Fatigue in Parkinson’s disease: a review. Mov Disord. 2007.
あなたに合ったサポートを見つけませんか?
対面で専門的なサポートを受けたい方へ
PDitスタジオ(銀座・世田谷)
「歩き方が変わってきた…」
「姿勢やふらつきが気になる」
「パーキンソン病のリハビリについて相談したい」
「専門家に身体をしっかり見てもらいたい」
そんな方へ。
PDitスタジオでは、パーキンソン病に特化した運動療法・リハビリ支援を行っています。
理学療法士・作業療法士など国家資格保有者を中心とした専門スタッフが、あなたの症状・生活・目標に合わせて、個別性を大切にしたトレーニングを提供します。
銀座本店では診断早期〜中等度のパーキンソン病の方を中心に、世田谷では地域密着型のサポートも行っています。
「自分に合う運動方法が知りたい」
「リハビリの方向性を相談したい」
という方も、お気軽にご相談ください。
👉 PDitスタジオ銀座の詳細はこちら
👉 PDitスタジオ世田谷の詳細はこちら
自宅で無理なく始めたい方へ
PDitオンライン
「1人だと運動が続かない…」
「病院以外でもパーキンソン病の運動療法を学びたい」
「まずは自宅で気軽に始めたい」
そんな方へ。
PDitオンラインでは、パーキンソン病専門の運動動画を100本以上配信しています。
運動療法・セルフリハビリの考え方をもとに、姿勢・歩行・体力づくりなどをサポートする内容を、ご自宅で無理なく取り組めます。
さらに、会員限定で**オンライングループトレーニング(無料)**も開催中!
専門家や仲間と一緒に、運動習慣づくりをサポートします。
現在、1週間無料キャンペーン実施中!
👉 PDitオンラインはこちら
イベント・体力測定会・セミナーに参加したい方へ
PDitでは、パーキンソン病に関する運動教室・体力測定会・リハビリセミナー・オンラインイベントなどを定期開催しています。
「まずは相談してみたい」
「同じ病気の方とつながりたい」
「理学療法士・作業療法士など専門職の話を聞いてみたい」
「自分の身体の状態を知りたい」
という方にもおすすめです。
👉 最新イベント情報はこちら
まずは情報収集から始めたい方へ
PDit無料メルマガ
「パーキンソン病についてもっと知りたい」
「運動療法やリハビリの考え方を学びたい」
「生活習慣の工夫を知りたい」
そんな方へ、無料メルマガでパーキンソン病×運動×生活習慣に役立つ情報をお届けしています。
登録後7日間は、
パーキンソン病の基礎知識
運動療法・リハビリのポイント
日常生活の工夫
自宅でできるセルフケアの考え方
などを、わかりやすくお届けします。
👉 無料メルマガ登録はこちら
一人で悩まず、一緒に進んでいきましょう
パーキンソン病との向き合い方は、人それぞれです。
だからこそ、ご自身に合った運動療法・リハビリ・生活習慣を見つけることが大切です。
PDitは、理学療法士・作業療法士など国家資格保有者の専門性を活かしながら、あなたが「自分らしく動ける毎日」を続けられるよう伴走していきます。
PDitPDit スタジオ studio 症状や体の状態に合わせ、 適切な運動ができるよう専門的な知識でサポート PDit スタジオとは? 長年の研究成果に基づき、専門家による対面での運動指導を行います 先生に「なんでもいいから運動しなさい」と言われたけど、どんな運動をしたらいいんだろう? 姿勢が最近悪くなってきて、なんだかかっこ悪い…。 歩きが遅い、腕の振りが小さいと言われたけど、どうしたら改善できるの? 歩き出すときに足が一歩なかなか出なくて、家の中で過ごすのも一苦労! 全体的に体の動きが鈍くなって来たけど、このまま動けなくなってしまうのかな… このようなお悩みは、ご自身に合った適切な運動方法を知ることで解消できます! パーキンソン病の症状は、「100人100通りの症状がある」と言われる程に多様です。 同じ症状でも、人それぞれ原因が異なる場合もあります。 大事なのは、一人一人の体の状況に合わせた、適切な運動指導です。 PDitスタジオでは、一人一人の身体の動きをしっかりと精査・測定し、状態に合わせた適切な運動を指導します。 プログラムの詳細はこちらから ご利用の流れ PDitスタジオのプログラム一例 1.パーソナルチェック 初めに、パーソナルチェックを受けて頂きます。 腰曲がり症状、体の傾き、動きの速さ、ふらつき、痛みなど、それぞれチェック項目をもとにお体の状態を精査し、状態に合わせた内容のトレーニングをスタートします。 症状等のヒアリング(問診) 歩行、姿勢チェック 筋力、柔軟性、バランス能力チェック 運動メニューと運動頻度のご提案 歩行動画と姿勢の写真を撮影し、お身体の状態につ…2019年11月21日運動リハビリ専門スタジオ「ソエル」パーキンソン病の方が自宅で暮らし続けられる身体をつくる、運動リハビリ専門スタジオ「ソエル」。専門的評価と運動で、転倒・歩行低下・生活動作低下の改善・予防をサポートします。pd-startnow.pdit.jpPDitオンラインは、最新の研究に基づいたパーキンソン病患者向けの運動プログラムを提供。自宅で簡単に始められ、継続可能なエクササイズが揃っています。今すぐ無料体験を始めましょう!PDitメールマガジン登録 mail magazine パーキンソン病にまつわる情報を メールマガジンで配信いたします PDitから様々な情報を配信いたします。 メルマガ会員限定のお得な情報も!ぜひご登録ください。 読者登録フォーム 配信をご希望の方は下記フォームよりご登録ください。 PD it 読者登録フォーム 姓 名 メールアドレス 登録する Powered by メール配信『オレンジメール』 読者解除フォーム 配信解除をご希望の方は下記フォームより解除ください。 PD it 読者解除フォーム メールアドレス 解除する Powered by メール配信『オレンジメール』 メールアドレス変更フォーム 配信先変更を希望の方は下記フォームよりご変更ください。 PD it メールアドレス変更フォーム 変更前メールアドレス 変更後メールアドレス 変更する Powered by メール配信『オレンジメール』
