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【パーキンソン病】こんな人は進行がゆるやか!研究と経験から見えた運動習慣

パーキンソン病の進行がゆるやかな人の共通点とは?私が15年見て感じる「運動習慣」の力

こんにちは。
パーキンソン病専門の理学療法士、小川順也です。

今日は、

「こんな習慣の人は進行がゆるやかだな」

と感じることについてお話ししたいと思います。

以前、

「タコス(タバコ・孤独・ストレス)」

という言葉で、

進行を早めてしまう傾向についてお話ししました。

タコスの記事はこちらから↓↓

 

今回はその逆です。

「進行がゆるやかな人の習慣」

について。

結論から言うと、

実はかなりシンプルです。

それは、

「運動習慣があること」

です。

「やっぱり運動か…」

と思った方もいるかもしれません。

でも、

“どのくらい運動するのか”

にはポイントがあります。

進行がゆるやかな人は、どのくらい運動している?

研究では、

パーキンソン病の進行がゆるやかな方の特徴として、

次のような結果があります。

① 1日30分 × 週6日以上

もっとも進行がゆるやかだったグループです。


② 1日30分 × 週5日

次に良かったグループ。


③ 1日30分 × 週4日

ここでも一定の効果が見られます。

つまり、

「週4〜6日くらい動いている人ほど状態を保ちやすい」

という傾向があります。


私の15年の経験でも「週3日」がひとつの壁

私は15年以上、
1500人以上のパーキンソン病の方と向き合ってきました。

現場でたくさんの方を見ていて、

強く感じることがあります。

それは、

最低でも週3日以上は運動した方が良い

ということです。

もちろん、

週1回、週2回でも意味がないわけではありません。

でも、

週3日を超えてくると、

体の状態が明らかに違う。

そんな印象があります。

例えば、

週3日以上しっかり運動している方は、

  • 体が柔らかい

  • 姿勢が崩れにくい

  • 歩きが安定している

  • 疲れにくい

  • 新しい運動を覚えるのが早い

という傾向があります。

一緒にトレーニングしていても、

「体の反応が良いな」

と感じることが多いです。

逆に、

週1回だけ、

あるいは運動習慣がほとんどない方は、

体が硬くなりやすかったり、

動きが小さくなりやすかったり、

新しい運動を覚えるのにも時間がかかる印象があります。


「どんな運動がいいの?」問題

ここで多くの方が気になるのが、

「じゃあ、何をやればいいの?」

ですよね。

最近の研究では、

少し負荷のある運動

が良いと言われています。

例えば、

少し息が上がるウォーキング

ただ散歩するだけではなく、

少し早歩き。

少し汗ばむくらい。

「ちょっと疲れたな」

くらいが目安です。


軽い筋力トレーニング

自重運動(自分の体重を使った運動)など。

パーキンソン病では、

筋力低下や活動量低下が起きやすいため、

筋肉を保つことはとても重要です。


ストレッチや柔軟性運動

体が硬くなる方も多いため、

柔らかさを保つことも大切です。


重すぎる筋トレは注意

ただし、

私は現場経験から、

「重すぎる筋トレ」

は少し注意が必要だと感じています。

例えば、

ベンチプレスのような高重量トレーニング。

パーキンソン病では、

左右どちらかから症状が始まることが多く、

左右差が出やすいです。

すると、

両手両足で強く踏ん張る運動では、

良い側ばかり頑張ってしまう

ことがあります。

結果として、

腰や肩、股関節を痛めてしまう方もいます。

だから私は、

“ちょっと疲れる”くらい

の負荷がちょうど良いと思っています。


まずは「週3日」を目標に

研究では週4〜6日。

でも、

最初からそこを目指すのは大変です。

だから私は、

まずは

「週3日」

をおすすめしています。

もし、

「週3日もきつい…」

という方は、

週1日でもOK。

5分でもOK。

10分でもOK。

大切なのは、

“ゼロを1にすること”

です。

そして、

続けること。

その積み重ねが、

将来の自分の体を作ります。


最後に

進行予防というと、

特別なことをしなければいけないように感じるかもしれません。

でも実際には、

“続けられる運動習慣”

が何より大切です。

少し汗ばむ。

少し疲れる。

でも無理しすぎない。

そんな運動を、

ぜひ生活の中に取り入れてみてください。

今日からできることはたくさんあります。

まずは、

5分の散歩でもOK。

1回のストレッチでもOK。

その一歩が、

未来の自分を作ります。

ぜひ、一緒に運動習慣を作っていきましょう。

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