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パーキンソン病を進めやすい3つの習慣

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パーキンソン病を進めやすい3つの習慣

「タコス」に気をつけよう

こんにちは。

パーキンソン病専門の理学療法士、小川順也です。

私は日々、パーキンソン病の方と関わる中で、

  • どんな方が調子を保ちやすいのか

  • どんな時に症状が重く見えやすいのか

  • 何が進行に影響していそうか

ということをずっと考えています。

もちろん、パーキンソン病の進行はひとつの原因だけで決まるものではありません。

ただ、臨床で多くの方と関わっていると、

「これは少し気をつけた方がいいな」

と思う生活習慣があります。

今日は、それをわかりやすく

「タコス」

という言葉でお伝えしたいと思います。

ここでいうタコスとは、

  • :タバコ

  • :孤独

  • :ストレス

の3つです。

どれも、病気があるなしに関係なく体にとって負担になりますが、パーキンソン病の方にとっては特に意識しておきたいポイントだと感じています。

1.タバコ

まず1つ目は、タバコです。

これは改めて言うまでもないかもしれませんが、タバコは体全体に負担をかけます。

脳の神経は血液によって守られています。

そのため、血流の状態が悪くなったり、呼吸が浅くなったりすると、神経にも良い影響はありません。

健康な方でもタバコは体に良くないと言われていますが、パーキンソン病の方にとっても同じです。

神経を少しでも守りたい、体の状態を少しでも整えたいと考えるなら、タバコは吸わない方が良いと思います。

「昔から吸っているから」と思う方もいるかもしれません。

でも、今からでも減らす、やめる方向を考えることには意味があります。

2.孤独

2つ目は、孤独です。

私はこれがとても大事だと思っています。

パーキンソン病と診断されると、どうしても気持ちが落ち込みやすくなります。

「これからどうなるんだろう」

「人に会いたくない」

「外に出るのが不安」

そんな気持ちになるのは自然なことです。

ただ、そのまま家に閉じこもりきりになってしまうと、心も体もどんどん元気がなくなってしまう方が多い印象があります。

逆に、

  • 仕事を続けている

  • 趣味を続けている

  • 家族と過ごしている

  • 旅行や外出をしている

  • 誰かと話す機会がある

こうした方は、症状の進み方が比較的ゆるやかな印象があります。

もちろん、無理をする必要はありません。

でも、**「誰ともつながらない状態にならない」**ことは、とても大切です。

ここでいうつながりは、何も大きなコミュニティでなくて大丈夫です。

  • 家族

  • 友人

  • 近所の人

  • かかりつけ医

  • 地域包括支援センター

  • リハビリの先生

  • 同じ病気の方の集まり

こうした「安心して話せる相手」や「居場所」があることが大事です。

孤独は、体の問題だけでなく、心の元気も奪いやすいものです。

だからこそ、今あるつながりを大事にしてほしいと思います。

 

3.ストレス

3つ目は、ストレスです。

これも多くの方を見ていて本当に感じることですが、ストレスが強い時は、症状が重く見えやすいです。

たとえば、

  • 家族の介護

  • お子さんの受験

  • 仕事の繁忙期

  • 人間関係の悩み

  • 将来への不安

こうした負担が大きい時に、

  • 動きにくい

  • 震えやすい

  • こわばる

  • なんだか全部調子が悪い

と感じる方は少なくありません。

実際には病気そのものが急に大きく進んだというより、

ストレスで症状が強く出やすくなっている

ということも多いと思います。

だからこそ大切なのは、ストレスをゼロにすることではなく、

  • ストレスをためすぎない

  • 休む時間をつくる

  • 自分がほっとできる方法を持つ

  • 一人で抱え込まない

ということです。

人によって、ほっとする方法は違います。

  • 散歩

  • お風呂

  • 音楽

  • 誰かと話す

  • コーヒーを飲む

  • 少し昼寝をする

  • 好きなことをする

どんな小さなことでもいいので、

「自分が少し軽くなる時間」

を持っておくことが、とても大切だと思います。

「タコス」を避けることが、体を守ることにつながる

ここまで、

  • タバコ

  • 孤独

  • ストレス

の3つをお話ししました。

この「タコス」は、どれもパーキンソン病を直接つくる原因だと言い切れるものではありません。

でも、少なくとも体や心に負担をかけ、症状を重く見せたり、調子を崩しやすくしたりする要因にはなりやすいと思います。

逆に言えば、

  • タバコを見直す

  • 孤独にならない

  • ストレスをためすぎない

この3つを意識することは、体を守ることにつながります。

パーキンソン病は、昔言われていたほど悲観する病気ではない

昔は、パーキンソン病と診断されると

「5年で寝たきりになる」

などと言われる時代もありました。

でも今は違います。

薬も進歩していますし、運動の大切さもわかってきました。

正確な知識を持って、早めに対策をしていけば、長く生活を保ちながら過ごしていける方もたくさんいます。

だからこそ、診断されたからといって必要以上に絶望しすぎないでほしいと思います。

もちろん落ち込むことはあります。

不安になるのも当然です。

でも、その中でも

  • 生活習慣を整える

  • 体を動かす

  • 人とつながる

  • ストレスを軽くする

そうした積み重ねが、未来の体を支えてくれます。

最後に

今日お伝えしたかったのは、

「タコスに気をつけよう」

ということです。

  • タバコ

  • 孤独

  • ストレス

もし心当たりがあれば、いきなり全部変えなくても大丈夫です。

少しずつ見直していくだけでも意味があります。

  • 少し外に出てみる

  • 誰かに連絡してみる

  • 一息つく時間をつくる

  • 吸う本数を減らしてみる

そんな小さなことでも、十分な一歩です。

パーキンソン病は、正確に向き合えば、希望を持って過ごしていける病気です。

これからも、皆さんの生活に役立つ情報を発信していきます。

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